Tips:検索順位が転落した時に行った対応まとめ。Google Search Consoleでやったこと

せっかく制作したサイトでも、検索エンジンに引っかからなければ、直接URLを叩いたなどの場合を除いてなかなか人の目に留まることは少ないです。今まで任意の単語で検索してヒットしていたサイトが、ある日突然、まったく検索結果に浮上してこなくなりました。今回はその時に対応した方法をメモしていこうと思います。

01. 自分のサイトが検索エンジンに認識(インデックス)されているかを知る方法

さて、サイト名を検索してもまったくヒットしないことから、もしかしたら検索エンジンに認識されていないのでは無いかというひとつの可能性が浮上しました。この時、ある設定をし忘れてからおよそ半年ほどの時間が経過していました。そこで、検索フォームに下記の文言を入力してみました。

site:サイトURL(http://除く)

これを入力してみると、検索結果としてサイトURLに付随するページが出てくるはずなのですが、検索エンジンに認識されていない状態だと下記の「Google Search Console をお試しください」のリンクしか出てきません!

検索結果

そして今回の場合、予想した通り表示されるはずのページがヒットせず、「Google Search Console をお試しください」のリンクしか出てきませんでした。

ちなみに、設定していなかった項目はSEOに欠かせない次の2つ。

  • 『description』や『keywords』(meta情報)の設定
  • サイトマップの作成

リニューアルに際し、いったんmeta情報を見直そうということで表示を外してそのままにしてしまっていたことが原因だと思うのですが、こうも露骨に順位が下がると、meta情報やサイトマップって重要なんだなと改めて実感できますね。

02. Google Search Consoleでやってみたこと

検索エンジンに認識されていない状態だとわかったので、推薦されている通り「Google Search Console をお試しください」のリンクをクリックし、サイトへアクセスしてみます。Googleへのログインを求められますので、おそらく設定していると仮定しますが、そのサイトのアナリティクを管理しているアカウントでログインします。

登録してある該当のサイトが出てくるので、サイトのサムネ、またはURLをクリックしてダッシュボードへ移動します(「プロパティ(サイト)を追加」に関しては今回省略します)。

エラーが出ていないか調べてみる

原因はほぼmeta情報に起因しているのだと思うのですが、せっかくなので順番に見ていこうと思います。ここで確認してみたことは、エラーが出ていないかということ。

ダッシュボードから「クロールエラー」という項目が確認できたので見たところ、「過去 90 日間エラーが検出されませんでした。」とのこと。そのリンク先を確認しても「サイトエラー」「URLエラー」共に今回は無しと出ました(もし、エラーが発生していたら解消した方が良いと思われます)。

今回の場合はエラーが特に返ってこなかったので、サイト自体に問題はなさそうということがわかります。

検索アナリティクスを確認してみる

ここで確認したかったことは、任意の単語が検索結果として正しく表示されているかということです。それを見るには「検索トラフィック > 検索アナリティクス」へ行きます。

アナリティクスタグを設定していると、本来であれば、どういう単語が何回クリックされたかという情報が一覧で表示されているはずなのですが、当然といえば当然、ひとつも表示されていませんでした。したがって改めてdescriptionkeywords(meta情報)の設定を行うことに。これでしばらく様子をみることにしました。

サイトマップ(xml)を追加してみる

descriptionkeywords(meta情報)の設定を行い2週間が経ちましたが、今回の場合は、思うように検索結果にサイトがヒットしてくれませんでした。

そこで、改めてGoogle Search Consoleのダッシュボードを見てみると、「サイトマップがありません」の文字があることに気づきました。

サイトマップは現在無しの状態。設定していなくても良いのかもしれませんが、こちらも念のために改めて登録することに。「サイトマップ」ボタンをクリックすると、サイトマップのページへ移動するので右端の「サイトマップの送信/テスト」ボタンをクリック。

URLを入力して送信します。

下記のような画面になったら登録が完了となります。

Fetch as Googleでクロールをリクエストしてみる

「クロール > Fetch as Google」へ行き、Googleへクロールの申請を出します。今回は取り急ぎホームページ(indexページ)に来て欲しかったので、フォームは空のまま「取得」をクリック

さらに、「インデックス登録をリクエスト」ボタンを押し、このサイトの場合は「この URL と直接リンクをクロールする」にチェックを入れてインデックスに登録してもらえるよう、申請してみました。

03. まとめ

今回の場合は、

  • descriptionkeywords(meta情報)の設定
  • サイトマップの登録
  • クロールとインデックス登録のリクエスト

など、上記3点の設定・登録を行ったところ、以前と同じように検索結果にヒットするまでに回復することに成功しました。おそらく、はじめからmeta情報を登録していればそもそもこの手順は必要のない行程なのだと思いますが(笑)、改めてその大切さを学ぶことができました。

あくまでもこのサイトの場合、解決しましたというところなのでご参考までにというところでとどめていただければ幸いです。

インデックスとクロールについての説明は下記のエントリーにて詳しく説明されていました。

また、Fetch as Googleの補足としてはこちらのエントリーが参考になりました。

Google にクロールしてもらうように頼むツール、Fetch as Google | バシャログ。
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